ファミマとローソン共同配送 2024年問題でライバル組む
コンビニエンスストア国内2位のファミリーマートと3位のローソンは8日、商品の共同配送を始めると発表した。11日から東北地方の一部地域で配送トラックを使った冷凍食品の配送を始める計画だ。共同配送する地域の拡大も検討する。トラック運転手の残業規制が強化されて一段の物流逼迫が予想される2024年問題は、コンビニのライバル同士が手を組む事態にまで発展した。
ファミマとローソンは宮城県や岩手県、秋田県で共...
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▼物流2024年問題 2024年4月からトラック運転手の時間外労働が規制強化されることに伴い生じる問題。1カ月の時間外労働の上限は平均80時間に制限される。現行基準の残業上限から19時間短縮する計算で、東京―大阪間の往復輸送時間に相当する。事業者は運行本数を減らすかドライバーを増やす必要があり、最大4割が倒産・廃業するとの見方もある。