日経平均、終値も最高値更新 812円高の4万0815円
21日の東京株式市場で日経平均株価が前営業日比812円06銭(2.03%)高い4万0815円66銭となり、4日につけていた史上最高値(4万0109円23銭)を更新した。米連邦準備理事会(FRB)による米連邦公開市場委員会(FOMC)の決定内容がほぼ市場想定通りと受け止められ、前日の米国市場で買いが広がった。ダウ工業株30種平均などの主要株価指数が最高値を更新した流れを引き継ぎ、日本市場でも幅広い銘柄が買われた。
東京エレクトロンなどの半導体関連株がけん引した。為替の円安でトヨタ自動車などの自動車株や三井物産などの商社株も上昇した。18〜19日の日銀の金融政策決定会合での政策転換も追い風となっており、会合前に様子見姿勢が目立った銀行株が買い直された。
2024年2月22日、日経平均株価が1989年の大納会でつけた史上最高値の3万8915円を更新しました。3月4日には4万円台に乗せました。最新ニュースと解説記事をまとめました。