ファナック97億円申告漏れ、台湾子会社との取引巡り指摘
工作機械大手のファナックが海外子会社との取引を巡って東京国税局の税務調査を受け、移転価格税制に基づいて3年間で約97億円の申告漏れを指摘されていたことが15日、関係者への取材で分かった。
過少申告加算税などを含めた追徴税額は約22億円。台湾子会社との半導体生産に用いる機械部品などの取引を巡り、国内で計上すべき所得を移したと認定されたとみられる。
ファナックは日本経済新聞の取材に「当局との見解の相...
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