育児休業、パパもとって 企業に目標値設定を義務付け
厚生労働省は従業員が100人超の企業に男性による育児休業取得率の目標値設定と公表を義務付ける。男性の育児参加は女性に偏る育児の負担を和らげ、夫婦が子どもを持つ意欲を高めるとの調査がある。子育てをしやすい体制づくりを企業に促す。
育児休業は子どもが生まれると取得でき、一定の要件を満たせば休業中の生活を支える育児休業給付を受けられる。共働きの世帯が増え、男性も取得する動きが広がっている。
男性の取得...
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合計特殊出生率とは一人の女性が生涯のうちに産む子どもの数の平均のことで、人口を維持するには2.06~2.07が必要とされます。日本は終戦直後は4.0を超えていましたが、団塊世代が20代後半になった1975年に2を割り込みました。