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米国の無人船が月面着陸 民間企業では世界初

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【ヒューストン=花房良祐】米国の宇宙企業、インテュイティブ・マシンズの開発した無人の月着陸船が米中部時間22日夕方(日本時間23日朝)、月に着陸して地球との交信に成功した。民間企業としては初めてで、米国勢としては「アポロ17号」以来、半世紀ぶりの月への着陸となった。ただ通信状態は悪く、同社は状況を精査している。

月着陸船「ノバC(愛称オデュッセウス)」は15日に米南部フロリダ州からスペースXのロケットで打ち上げられ、22日に氷が存在するとされる月の南極近くに降りた。

インテュイティブはヒューストン拠点のスタートアップ企業。月に物資を送り届けるサービスを米航空宇宙局(NASA)に提供する。着陸船は高さ4.3メートル、直径1.6メートルで最大130キログラムを運搬できる。今回はNASAの科学調査機器などを搭載した。着陸後の機器の状態は不明で、確認を急いでいる。

同社のステファン・アルテムス最高経営責任者(CEO)は22日、「やきもきしたが月面に着いて通信できた」と述べた。NASAのネルソン長官は同日、「米国は月に戻ってきた」とコメントした。

これまで月への着陸に成功したのは米国や旧ソ連などの政府機関による着陸船だけ。米国勢として最後に月に着陸したのは1972年。月を探査する「アポロ計画」のミッションで、宇宙飛行士が搭乗していた。

米ソによる月の開発競争は予算削減などで立ち消えとなり、人類が再び月面に向かい始めたのは21世紀に入ってから。中国、インド、日本の宇宙機関の無人船が月への軟着陸に成功した。24年1月には米国の別の民間企業が着陸を目指したが、燃料漏れが発生して失敗。ロシアの着陸機は23年、地表に激突して失敗した。

月開発ブームが再び盛り上がる背景には月に氷が存在することが分かってきたからだ。水があれば飲料水だけでなく建築資材や燃料を製造でき、月面基地の建設も視野に入る。有人ロケットが月で燃料補給して火星に行ける可能性もある。

NASAは日本や欧州などと協力して再び月に宇宙飛行士を送り込む「アルテミス計画」を進めている。同計画でNASAは月に物資を運ぶ役割を民間企業に委託する方針で、インテュイティブなどがNASAと契約して着陸船を開発した。

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