中国恒大集団、香港高裁が「法的整理」命令
【香港=伊原健作、川上尚志】香港の高等法院(高裁)は29日、経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団の法的整理手続きの開始を決めた。公平性を重視する香港の手続きを通じて債権回収を進めたい海外債権者の申し立てを認めたが、進展するかは中国当局の意向次第になりそうだ。
陳静芬(リンダ・チャン)裁判官が同日の審理で「清算命令」を出した。香港の清算手続きは実質的に法的整理にあたる。恒大は今後、裁判所が任命...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。
経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団がニューヨークで連邦破産法第15条の適用を申請しました。中国では、最大手の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)など、不動産開発会社の資金繰り難が表面化。建設途中でプロジェクトを放棄する事例も相次いでいます。