三菱ケミカルG、新社長に筑本学氏 ギルソン社長は退任
三菱ケミカルグループは22日、筑本学エグゼクティブバイスプレジデント(59)が2024年4月1日に社長に昇格する人事を発表した。ジョンマーク・ギルソン社長(60)は退任する。
ギルソン氏は2021年4月に社長に就任。21年12月に市況が低迷する石油化学事業を分離する再編策を発表。発表から2年がたつものの、他社との交渉が難航し、再編の方針を公表できずにいた。
筑本氏は現在、石油化学事業などのベーシックマテリアルズ事業の責任者をつとめる。エグゼクティブバイスプレジデントは副社長に相当する。
筑本 学氏(ちくもと・まなぶ)88年(昭63年)東大経卒、三菱化成工業(現三菱ケミカル)入社。18年三菱ケミカルホールディングス(現三菱ケミカルグループ)執行役員、23年三菱ケミカルグループのエグゼクティブバイスプレジデント。広島県出身
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