ECB金利据え置き、2会合連続 資産圧縮加速へ
【フランクフルト=南毅郎】欧州中央銀行(ECB)は14日の理事会で、政策金利を2会合連続で据え置くと決めた。インフレ基調が鈍化に転じるなかドイツを筆頭に景気不安も根強い。急ピッチで進めてきた利上げの効果を見極めるのが適切と判断した。保有資産の圧縮も加速させる。
ECBは主要政策金利を4.5%、銀行が中銀に預ける際の中銀預金金利を4.0%で据え置く。2022年7月にマイナス金利政策を解除してから累...
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