安倍派「裏金」強制捜査へ 地検、議員からも聴取方針
自民党派閥の政治資金問題で、東京地検特捜部は安倍派(清和政策研究会)側を強制捜査する方針を固めた。パーティー収入の還流を受けた議員本人らの事情聴取も進め、最大派閥を舞台にした「裏金」づくりを巡る指揮系統の解明を急ぐ。
閣僚や党幹部の交代につながった一連の問題は刑事事件に発展する見通しとなった。
安倍派ではパーティー券の販売ノルマがあり、超過分は議員に還流。派閥側と還流を受けた議員側とも、資金の流...
自民党安倍派(清和政策研究会)や二階派(志帥会)が政治資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがあるとして、東京地検特捜部は政治資金規正法違反容疑で現職国会議員を逮捕しました。両派閥はパーティー券の販売ノルマ超過分を所属議員に還流させており、安倍派における派閥・議員側双方の収支報告書に記載されていない「裏金」は2018〜22年分で約6億円近くに上るとされます。
自民党の派閥とは:自民党の派閥、ポストとカネを差配 その功罪は何か探る