自民党・萩生田光一政調会長が辞任の意向
自民党の萩生田光一政調会長は13日、所属する安倍派(清和政策研究会)の政治資金問題を巡る責任をとり政調会長を辞任する意向を固めた。近く岸田文雄首相(自民党総裁)に辞表を提出する。12月下旬に決定予定の2024年度予算案の編成作業に影響を及ぼす恐れがある。
パーティー券問題を巡り萩生田氏ら安倍派幹部が派閥から還流を受けていた疑いがあがっていた。政治資金収支報告書には収入として記載がなく裏金となった...
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自民党安倍派(清和政策研究会)や二階派(志帥会)が政治資金パーティー収入の一部を政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがあるとして、東京地検特捜部は政治資金規正法違反容疑で現職国会議員を逮捕しました。両派閥はパーティー券の販売ノルマ超過分を所属議員に還流させており、安倍派における派閥・議員側双方の収支報告書に記載されていない「裏金」は2018〜22年分で約6億円近くに上るとされます。
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