大谷翔平、ドジャース移籍 メジャー最高10年1000億円
【ロサンゼルス=渡辺岳史】米大リーグのエンゼルスからフリーエージェント(FA)となっていた大谷翔平がドジャースと契約合意したと9日、大谷の代理人事務所が発表した。大谷も自身のインスタグラムで移籍を公表した。代理人事務所によると、10年総額7億ドル(約1015億円)とメジャー史上最高の大型契約となった。
今年のFA選手ランキング1位に位置づけられるなど、大谷の動向は今オフの移籍市場最大の関心事だった。契約交渉のため球団幹部や代理人が一堂に会して4日から開かれたウインターミーティングでは動きはなく、これまで本人も沈黙を貫いてきたが、渡米後6シーズンにわたりプレーしてきたエンゼルスを去り、新天地で来季を迎える決断をした。
大谷は今季44本塁打を放って日本人初の本塁打王を獲得し、投手では10勝(5敗)を挙げて史上初の2年連続「2桁勝利、2桁本塁打」を達成。2年ぶり2度目のア・リーグ最優秀選手(MVP)を、史上初となる2度目の満票で受賞した。9月に右肘の手術を行い、2024年は打者に専念。投打「二刀流」の復帰は25年になる見込みだ。
【関連記事】
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
米大リーグ・ドジャースに移籍した大谷翔平の試合結果や個人成績、コラムをまとめました。大谷はエンゼルスで2023年、44本塁打で日本選手初の本塁打王を獲得。投手でも10勝を挙げてアメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)を2年ぶりに受賞しました。