大成建設、三菱系ゼネコン買収 人手不足でM&A活発化
大成建設は9日、中堅ゼネコンのピーエス三菱を買収すると発表した。TOB(株式公開買い付け)を通じて、議決権ベースで最大50.20%の株式を取得し、連結子会社化する。取得額は最大で240億円規模。建設業界は残業規制が適用される「2024年問題」もあり人手不足が深刻化している。人手不足の解消を目的としたM&A(合併・買収)が動き始めた。
買い付け価格は1株あたり1010円。8日終値(785円
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2024年4月から建設業で残業時間の上限規制が始まることで人手不足や建設費の高騰が懸念されています。1カ月の残業時間の基準は100時間未満(2~6カ月平均80時間以内)、1年で720時間となります。