ECB、利上げ見送り インフレ鈍化で11会合ぶり
【アテネ=南毅郎】欧州中央銀行(ECB)は26日の理事会で、利上げの見送りを決めた。政策金利を据え置くのは2022年7月の利上げ開始から初めてで11会合ぶり。物価上昇率が鈍化基調に転じるなか欧州経済が過度に冷え込む懸念も強く、見送りが適切と判断した。インフレとの戦いは新たな局面に入った。
ECBは主要政策金利を4.5%、銀行が中銀に預ける際の中銀預金金利を4.0%で維持する。政策決定は全会一致だ...
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