オリックス、パ・リーグ3連覇 関西勢59年ぶりダブルV
プロ野球のパ・リーグは20日、オリックスが3年連続15度目(阪急時代の10度を含む)の優勝を果たした。優勝マジックを2として迎えた本拠地の京セラドーム大阪での2位・ロッテとの直接対決に6-2で逆転勝ちした。球団のパ・リーグ3連覇は阪急時代の1975〜78年に4連覇して以来。セは阪神が制しており、関西勢の両リーグ制覇は64年の阪神と南海(現ソフトバンク)以来59年ぶり。
中嶋聡監督の下、7月上旬から首位を一度も譲らず独走で優勝を決めた。自慢の投手陣は大黒柱の山本由伸や宮城大弥に加え、プロ3年目で開幕投手に抜てきされた山下舜平大や東晃平ら若手も台頭し、防御率はリーグトップ。打線の軸だった吉田正尚(現レッドソックス)が大リーグ移籍で抜けたものの、西武からフリーエージェント移籍で加入した森友哉や生え抜きの頓宮裕真らの活躍で、攻守に安定感ある戦いを見せた。
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