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楽天グループ最終赤字1399億円 1〜6月、携帯事業重荷

(更新)
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楽天グループが10日発表した2023年1〜6月期連結決算(国際会計基準)は、最終損益が1399億円の赤字(前年同期は1778億円の赤字)だった。赤字幅は縮小したが、携帯電話事業の設備建設費用などが重荷となり、同期間として4年連続の赤字となった。

携帯電話事業の営業赤字は1850億円(前年同期は2538億円の赤字)だった。売上高にあたる売上収益は前年同期比10%増の9728億円となった。旅行予約やネット通販「楽天市場」などの電子商取引(EC)サービスが好調だった。

同日、開かれた決算会見で三木谷浩史会長兼社長は「(携帯事業の契約数に占める)解約率は劇的に改善している。今後1〜2週間のうちに契約数500万回線を実現できる」と強調した。

楽天モバイルは、22年5月に1ギガバイト(ギガは10億、GB)まで無料で使える目玉施策「0円プラン」の廃止を発表して以降、解約率は一時、高水準にあったが、23年4〜6月は2.4%まで下がった。契約数も481万件で前四半期に比べ24万件増えた。

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