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ECB、9会合連続利上げ決定 次回9月会合では見送りも

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【フランクフルト=南毅郎】欧州中央銀行(ECB)は27日の理事会で、初の9会合連続の利上げを決めた。利上げ幅は5月、6月と同じ0.25%とし、政策金利(中銀預金金利)は2000〜01年の最高水準に並ぶ。欧州ではインフレ率が高止まりしており、一段の金融引き締めが必要だと判断した。

今回の利上げは全会一致だった。ラガルド総裁は理事会後の記者会見で、次回9月会合以降の利上げペースは「データ次第だ」と強調。「利上げするかもしれないし据え置くかもしれない」と明言を避け、利上げを見送る可能性にも言及した。

ECBは主要政策金利を4.25%、銀行が中央銀行に預ける際の中銀預金金利を3.75%に引き上げる。中銀預金金利は1999年に単一通貨ユーロが誕生してから最も高い2000年10月〜01年5月の水準に並ぶ。22年7月の利上げ開始から累計の引き上げ幅は4.25%で過去最速ペースだ。

公表した声明文では「インフレ率は低下し続けているものの、高すぎる状況がかなり長引きそうだ」との文言を盛り込んだ。理事会は「インフレ率を中期的な目標の2%まで確実に戻す」と説明。インフレ基調は「依然として高水準にある」と指摘した。

6月のユーロ圏の消費者物価指数は前年同月比5.5%上昇した。伸び率は22年10月につけた過去最高の10.6%から鈍化している。ただ価格変動の大きい食品やエネルギーを除いたインフレ基調は5.5%と3カ月ぶりに加速し、過去最高にほぼ並ぶ水準だ。

インフレの主因がウクライナ危機に伴うエネルギー高から食品やサービスに移っており、ECBは利上げ効果を慎重に見極める。理事会内部ではインフレ基調が明確に鈍化した「確証がない」との声も多く、大規模なストライキなどを通じた賃上げの拡大で物価が下がりにくくなる事態に警戒が強い。

焦点は次回9月会合での利上げの是非に移る。金融引き締めに積極的な一部のタカ派メンバーは追加利上げの可能性を排除しておらず、ラガルド氏は物価が中期的に2%に戻るまで利上げを続ける方針を示してきた。ユーロ圏の域内総生産(GDP)や物価などの経済指標を見極めながら、利上げ打ち止めの時期を慎重に探ることになる。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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