性同一性障害職員の女性トイレ使用制限、最高裁認めず
性同一性障害の経済産業省職員に対する女性用トイレの使用制限を巡り、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は11日、国の対応は違法として、使用制限を認めない判断を示した。性的少数者の職場環境を巡る上告審判決は初めて。職員の逆転勝訴が確定した。
6月には性的少数者の理解増進法も施行され、従業員の性自認に即した働き方が重視されている。今崎裁判長は補足意見で、不特定多数が利用する公共施設のトイレなどを想定し...
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